自分に合ったマットレスは腰痛改善効果も
若いときには腰痛を感じなかったという方も、年を取るにつれて寝起きに腰の痛みを感じるようになったという方も多いのではないでしょうか。
腰痛は姿勢が悪いと起こりやすいのはほとんどの方がご存知のはずですが、なぜ体に負担を掛けないはずの寝ている間に腰が痛くなるのかと不思議に思う方もいらっしゃるはずです。
実は寝ているときに起こる腰痛は、姿勢の悪さとはまた異なり、股関節や肩甲骨などの腰以外の動きが悪いことが原因なのです。
そのため、マットレスがご自身に合う合わないによって、痛みが増幅するのか、それとも軽減されるのかが大きく異なって来るのです。
そのため、マットレス選びは非常に重要です。
また、もともと腰が痛くなる人に多い姿勢が「仰向けがつらいため横向き」で寝るということです。
ですがこの姿勢は反り腰になるため、更に負担を掛けてしまうのでおすすめできません。
では腰が痛くなりやすい方がどのようなマットレスを選べばよいのかというと、低反発では体が沈みすぎるため、低反発と公反発の中間のようなものを選ぶのがおすすめです。
また、素材にも注意する必要があります。
ウレタンの場合には、密度が高いものを探して使用しましょう。
なぜ密度が高いものが良いのかというと、密度が低いと柔らかくて寝心地の最初はいいのですが、すぐへたってしまい、沈みこむ腰にも強く負担が掛かるようになるのです。
そのため、密度を示す「D」の数字が16D以上を探すとよいでしょう。